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ピン接続案

電源系統

電源端子は標準的な5.5mm/2.1mmのバレル型DCジャックを使用しています。 これは秋月で販売されているACアダプタの標準型です。 普通を選べば中央がプラスで、外側がマイナスになります。 ローランドは伝統的に中央がマイナスで外側がプラスですが、 そろそろ標準に従って欲しいと思うところです。 歴史的端子配列において中央がマイナスなのは外側をプラスに持ってくるためであり、 歴史的端子配列ではDCジャックの外側に電池のプラス端子を切り替えるためのスイッチが付いていたためとなっています。 今はDCジャックのスイッチ部分を使うことはまずないため、中央をプラスにすることが普通になっています。

基板に使う端子としては1番ピンをプラス、2番ピンをマイナスとすることを提案します。 これは秋月で販売されているDCジャックのケーブル付きがそうなっているようだからです。 個人的には基板側にQIコネクタを使っています。 秋月の標準に倣うならXHコネクタを採用すると良いのではないでしょうか。

基板側にダイオードブリッジを内蔵するのは止めたほうが良いと考えています。 GND端子に電位差を作るのは格好が悪いです。

信号系統

ステレオで不平衡なオーディオ端子はL-GND-Rとするのが定石なので、これに倣います。 Lが若番で良いでしょう。 ノイズを嫌って撚り線仕上げにするならL-GND-GND-Rの4端子とするのが良いかもしれません。 XHコネクタを利用するなら3端子でまとめると美しく仕上がると覆います。 個人的にはQIコネクタを利用しており、L-GNDとR-GNDに別けている作例になっています。 基板レイアウトで手抜きをしているためであり、他意はありません。

3端子TRS端子

芯線から順にL-R-GNDなので特に迷うところはありません。

4端子TRRS端子

スマートフォンのTRRS端子(不平衡型マイク付き)は芯線から順にL-R-GND-MICなので特に迷うところはありません。

ヘッドホンのTRRS端子(平衡型)はメーカによってまちまちなので個別に対応する必要があります。


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